ズートピアを見たよ

zootopia

流行ってるそうなので(妻の要望で)ズートピア Zootopia を見ました。
といっても2か月前くらい。
でも、折角みたから忘れないうちに感想を書いておかないと、しばらくしたら「どんな映画だったっけ?」って忘れちゃいますからね(汗

以下感想です。

 

とっても子供向けなわけではなかった

ディズニーのアニメだし、ウサギの女の子が主人公というかわいらしい設定から、絶対に子供向けだろうという先入観の下に見たのですが、小さな子には理解できないようなテーマの映画でした。
GoogleでZootopiaを検索すると、「ミステリ映画/クライム映画」というジャンルが表示されるので、残虐な描写は多くないものの、犯罪を扱った映画として認識されているようです。

舞台は動物たちが進化し、野生を失って人間のようになったという世界。
ズートピアは草食動物、肉食動物を含む多種多様な動物たちが一緒に暮らす憧れの大都会という設定です。

田舎出身のウサギの女の子ジュディは草食動物かつ女性というハンディキャップを乗り越えて、警察学校を首席で卒業し、憧れのズートピアの警察官になります。
しかし、そこで待ち受けていたのは小型動物への差別。
ろくな仕事を回してもらえず、業を煮やしたジュディは未解決の失踪事件の自主捜査を開始するというストーリーの出だしです。

ここで、テーマが女性差別や人種差別であると大人なら気づくでしょう。
大都会に見られる様々な人種が一緒に暮らしているという理想と、その中で実際に見られる大小さまざまな差別や偏見が、多様な動物たちによって描かれています。

その後ジュディは狐のニックと出会うわけですが、この世界では狐はずる賢いとして差別されており、実際ニックも詐欺師として生きています。
やはり、ステレオタイプ通りの偏見がまかり通っているわけですね。
ニックはストーリーが進むにつれ、良い内面が見えてきますが、同時に詐欺師となった経緯が世間の偏見によるものであったことも明らかになります。

 

失踪事件の捜査が進むにつれて、肉食動物の野生への回帰と凶暴化という、別の事件が発覚していきます。
これにより、草食動物(多数の弱者)による肉食動物(少数の強者)への不満や不信が募り、ズートピアがバラバラになっていきます。
最終的に事件の黒幕は、肉食動物の排斥を願った副市長の羊のドーン(のちに市長に昇格)だったことが明らかになります。

全編、コメディタッチのアニメで描かれているので重たい感じがありませんが、仮にこれが人間による実写映画だとしたら、胸糞悪い程に人種差別を前面に出したストーリーですね。
特に、最近アメリカでは警官が黒人を射殺する事件が相次ぎ、治安と人種偏見は大きな社会問題となっています。
日本ではそんなに人種を意識することはありませんが、それでも重いテーマを感じざるを得ませんね。

 

 

ストーリー展開がすんごい早い

ズートピアの特徴として、ストーリー展開の速さを挙げられるでしょう。
付いていけない程ではありませんが、ジュディの幼少期が数分で扱われ、警察学校自体も数分、あっという間にズートピアの警察官となっています。

ズートピアには様々な気候のエリアがあるという設定で、短い時間の中でツンドラやジャングルなど様々な気候の場所をジュディとニックが冒険していきます。
登場するキャラクターも多く、目まぐるしい展開で休む暇もありません。

これはけなしているのではなくて、あっという間に108分の映画を見終わってしまうという、評価できる点です。
内容は濃く、驚きやどんでん返しもあり、途中で飽きることはないでしょう。
さすがディズニー、ストーリーや構成がしっかり練られているんですね。

ちなみに作中に登場する歌手のガゼルはコロンビアの歌手シャキーラが演じていて、主題歌?も歌っています。
エンドロールもストーリーとつながっていて、このガゼルもといシャキーラのコンサートという形ですね。
所々にスペイン語が織り交ざってますよ。

 

 

 

 

 

 

脱サラしペルーに移住。
仕事と趣味にのんびりと生きる。

投稿者: Jorge

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